「簿記」とは一体何なのか知らない。考えすらしてこなかったオッサンが、一念発起して簿記3級の勉強を始めたのはこの記事を書く10日前。
簿記のぼんやりしたイメージは、商業高校に進んでそのまま高卒でお店で働く人が取る、ソロバンとか会計ソフトとか勘定奉行におまかせあれ〜とか、そんな感じ。私の中では昭和的な資格のイメージですね。
ネットで調べると、簿記とは「企業の取引を帳簿につけること」。帳簿に記入するから簿記なんだと。はぁなるほど。こんなレベルで簿記3級なんて合格できるのだろうか?(この記事を書いている時点では絶賛勉強中のため、結果はまだ出ていないのです)
簿記の資格ってどんな種類があるの?
今回私は簿記3級を勉強していますが、他にはどんな種類があるのでしょうか。
・初級 元4級で2017年に新設。経理担当者だけではなく広く社会人全般を対象に簿記の基本を学ぶ。ネット試験による実施が行われている。
・3級 零細企業の経理担当者として必要な初歩的な商業簿記に関する知識を学ぶ。合格率40〜50%。
・2級 中小企業の簿記に相当し、商工企業の知識を学ぶ。合格率20〜30%。
・1級 財務諸表規則・企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができる。大企業の簿記。合格率10%程度と、かなり難しい。
簿記2級まで学んだ後、ファイナンシャルプランナー(FP)や社会保険労務士、税理士などを目指す人もいるそうです。
オッサン、簿記の勉強法を考える
簿記を学ぶため、まずはメルカリで「マンガ 簿記入門」を購入。いえ、これで十分だと思ったわけではないですよ。せめて勉強の入口は親しみがある方法が良いと思ったんです。さらに近所のブックオフで日商3級の問題集も購入。
ところがマンガの方は、マンガの登場人物がひたすら難しい単語を連発するというスタイルで、10ページ程度で早くも挫折。もちろん問題集の中身を見ても、そもそも一体何を問われているのかすら理解できないレベル。
こりゃアカーン!やっぱり資格スクールに通うしかないのか・・・?
とその前に、まずはYouTube先生に聞いてみよう。どうせわからないだろうけどスクールに行くのは億劫だしね。すると、そこにある出会いが待っていたのです。
簿記系YouTuber、ふくしままさゆき先生。
チャンネルの概要欄を見てみると、
【簿記学習系で登録者数ダントツNo.1チャンネル!】 わかりやすく!カタクルシクなく!センセーらしくなく! お陰様で、私の簿記テキストはamazonで、かれこれ4~5年毎日1位です(kindle「簿記」分野)。 prime readingにもずっっっと選ばれています。
Amazonで簿記テキストが毎日1位とな!よし、この人に頼ってみよう。私はふくしま先生の実績を信じ、毎日YouTubeでの勉強を始めました。
簿記の基本を学ぶ
ふくしままさゆき先生の簿記3級の動画は24本。1日1本ずつ勉強していけば1ヶ月で大体いけそう。
まずは一本目の「簿記入門」。さあ頑張るぞ!
・・・って45分近くあるじゃん!スクールに通えばある意味強制的にやらなければならないけど、自宅での独学で、そんなに集中して見ていられるのかな?
ふむふむ、資産イコール負債+純資産ね。わかるわかる。そして費用と収益ね。まあ日本語の意味はわかる。決算に関する部分は、一応これでも経営者なのでなんとなく理解している(と自分では思っている)。
頑張って45分勉強して、なんとか全部理解できた!・・・ような気がする。
ふくしま先生の動画を見終えると、概要欄にある問題を解くように指示される。一本目は18問あるようだ。記憶が薄れないうちにやってみよう。
なんと半分も解けなかった。そもそも仕訳の概念がまったく身に付いていない。
認知症専門サイト「認知症ねっと」によると「認知機能は50歳ごろより徐々に低下を始め、55歳頃から明らかな低下が見られる」そうです。
これは、ヤバい。認知機能がさらに低下する前に、もっと本腰を入れて勉強しなければ!
次回は困ったアラフィフィおっさん、必死の勉強法を公開します。
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