ボキ?なにそれ美味しいの?というおっさんが簿記3級に挑戦①

簿記3級テキスト本

会社の「経理」はどんな仕事をしている?

皆さん、突然ですが会社には「経理」っていう部がありますよね。

仮払いをくれたり、それを精算しろと言ってきたり、給与明細を作ってくれたりと、会社の規模や個人によって様々な経理のイメージを皆さん持っていると思います。

経理のメガネのお姉さんが優しいと嬉しいけど、ダメな社員がいる会社の経理の方はえてして性格がキツい人が多くなりがちですよね。ダメな社員が全然精算を出さなくて、いつも怒ってて・・・あくまでも私の経験に基づく主観ですが。

あの経理の人たち、実際は何をやっているの?

「そんなの簡単だろ!決算でしょ?」と思った人、まあ大体合っています。でももちろんそれだけではありません。

経理とは『会社経営の中で大切な目的である「利益」や「資産」を生み出すために、お金の管理をすること』なんだそうです。

決算は年に一回、会社がその資産や負債などを計算して利益や損失を計算すること。もちろんその時期だけ計算するものではありませんよね。経理の方たちは決算に向けて日々の経理業務をしているんです。

その経理の方たちが基礎知識として学んでいるのが「簿記」

簿記とは、企業活動の経営状況や財政状況を明らかにするため、毎日のお金の動きを帳簿に記録する技術のこと。決算書類を読む力やコスト感覚が身につくため、ビジネスマンの基礎スキルとしても人気があります。

簿記の試験は年3回あり、簿記3級だと2020年は28万人近くの受験者数がいます。簿記2級だと18万人(2019年)、難易度がぐっと上がる簿記1級は1.8 万人の人が受験しています。

で、なぜ急に「簿記」を学ぶことになったのか?

アラフィフの私が今回挑戦するのは、この簿記の資格のひとつ「簿記3級」

実は私、会社を経営しております。

でも規模が小さいため、決算はすべて税理士さんに任せっきり。やることと言えば、領収書をまとめることと、アメックスのビジネスカードの明細書を送ることぐらい(まあ実際はもうちょっとありますが)。

で、決算が終わると税理士さんから大量の書類が届き「社長、今期はこれでよろしいですか?」と聞かれます。

大抵は見もせずに「はい、ありがとうございます」と言うだけ。ほんと、ダメな社長です。こんな会社が大きくなるはずがありませんね。

でも最近、仕事で関連ができた、ある頭のいい人に言われたんです。

「ビジネスの最低知識として簿記3級は最低でも持っていたいですよね」って。ですよねー!とは答えたものの、なにそれ美味しいの?状態。

で、決意したんです。

50歳だけど、今から簿記を学ぼうと。

なんだかバカにされたような気もしたんです。経営者なのに簿記も知らんのかと。別にこれまでは「金の計算するより、仕事どんどん取ってきて、どんどん回して行って、売り上げ稼げばいいだろ!」と昭和の山師おっさん的感覚でいたのですが、もしかしたら自分が間違っているのか、と。

いや間違っているのに薄々気づいてはいたんですが、公務員だった自分の親から「金のことを人前で話すのは汚い」といった、ある意味呪いをかけられていたため、金のことを話すのが嫌いだったんですね。

でもそれではやっぱりダメですね。

おれは簿記3級になる!

ルフィのように私は決意しました(規模は比べ物になりませんが)

簿記3級を学ぶには独学でいい?それともスクール?

そこで簿記について、人生で初めて本格的に調べてみました。

簿記には3級から1級まであって、私のように社会人が受けるのは日商簿記。3級と2級の試験は年2回で、もっとも近い試験は2月末。

それを知った時点で残り1ヶ月半。3級ならいけるか?いけるよな。うん、これでいこう!

まずは近所のブックオフでやっすい問題集を購入。お値段300円也。

試験問題やればなんとかなるだろ。過去問過去問!丸暗記だ!

あとはメルカリで「マンガ簿記入門」も購入。

その結果・・・さっぱりわかりません

マンガの登場人物が喋っている言葉が、呪文のようにまったく理解できないのです。

「へぇ〜、これが貸借対照表なんだ!」

「そう、会社の資産や負債が一目瞭然だろ?」

みたいな。

過去問も、そもそも何を問われているのかすら理解できません

やっぱりこれ、独学では無理なのでは・・・

そこで私は次に、YouTubeに助けを求めました

それからの様子は、また次回。

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